【お知らせ】社会福祉法人あさひ共生福祉会様『あさひ小規模保育所・放課後等デイサービス』が竣工しました!
この度、三条市に社会福祉法人あさひ共生福祉会様『あさひ小規模保育所・放課後等デイサービス』が竣工いたしました。
【建物詳細】
立地 :三条市
主要用途:小規模保育所・放課後等デイサービス
敷地面積:小規模保育所420.26㎡ 放課後等デイサービス566.42㎡
構造 :木造平屋建て
規模 :小規模保育所延床132.08㎡ 放課後等デイサービス延床128.91㎡
小規模保育所 玄関
小規模保育所 ホール
小規模保育所 ホール
放課後等デイサービス ホール
各施設の配置図
【当施設を設計するにあたっての思い】
障がい者向け施設が不足しているという地域のニーズを受け、昨年建設された同法人様の認知症グループホームに隣接した敷地に、
小規模保育所と放課後デイサービスを設置されることとなりました。
すべての人の「共生」を理念に掲げる施主様の想いを、各施設で過ごされる方々が体感出来る居場所作りを目指しています。
各施設では特性や年齢が違う方たちが思い思いに安心して過ごせる空間作りを行い、また三施設の玄関を結ぶプロナードを整備して
各利用者が交わることが出来る交流空間を作りました。
◆小規模保育所
保育所の玄関ホールに共生の原点である3つの「はぐくみ」を取り入れ、特色ある空間としています。
〈⽊育〉腰掛ける・触るものには積極的に⽊を取り⼊れ、幼少期から五感を刺激し豊かな感性が育つように配慮しました。
〈⾷育〉調理室と近接することで、視覚・嗅覚で⾷事が作られる過程を⾝近に感じることができます。
〈共育〉園児が⼤⼈に⾒守られながら楽しめるようなデンの配置計画を⾏っています。
◆放課後等デイサービス
遊戯室は園庭に面しており、明るい空間で過ごせるようにしています。また、園庭に向ける壁を斜めにすることで、向かい合う保育
所で活動する園児との視線をずらし、自分たちの活動に集中できるようにすると同時に、外部を内部空間に取り込むことで室の広が
りを確保しました。
【社会福祉法人あさひ共生福祉会様について】
あさひ共生福祉会様は、社会福祉法人としての公益性と透明性の高い確たる経営基盤を築き、子供から高齢者まで疾病に関わらず、
共に暮らせる社会を実現することを目指し設立されました。
地域の皆様がいつもの町、いつもの我が家で、自分らしく年齢を重ねていけるように、地域に根差したサポート体制の構築に取り
組んでいかれています。
「特別養護老人ホーム」「ショートステイ」「グループホーム」「看護小規模多機能型居宅介護」「放課後等デイサービス」の5事業
をされています。
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