【設計事務所と建設会社の違い】工場新築の依頼はどこへすればいいの?
工場の新築を検討しているみなさん。
突然ですが、以下のお悩みはございませんか?
工場倉庫建設に関して誰に相談すればいいのだろうか…?
そもそも検討している土地に建てられるだろうか…?
どのくらいの規模感・ボリューム感の建物が建てられるのか…?
建設するのに費用はどのくらいかかるのだろうか…?
建物が古くなってきた。改修が必要?それとも新築移転…?
今回の記事を読んでいただければ、設計事務所と建設会社の違いについて解説し、工場を新設する際に、どこに相談すればいいのか明確になると思います。そうすれば、上記のお悩みも解決できるでしょう。
工場を建設する方法は、主に以下の2種類です。
①設計施工分離方式
②設計施工一括方式
大きな特徴としては、設計を設計事務所が担当するのか、建設会社が担当するのかという違いがあります。
これらの違いは、「コスト」「工事のスピード感」に大きく影響してきますので、それぞれ解説していきます。
設計事務所に依頼する場合
設計事務所に工場の建築を依頼した場合、設計施工分離方式で計画が進められます。この方式の場合、設計事務所が図面を作成した後に、複数の建設会社から見積もりをとり、競争入札にかけます。そのため、「信頼できる」かつ、「良心的な価格を提示してきた」建設会社に施工を依頼することが可能です。また、設計施工分離方式の場合、設計が終わった後、適切に工事が遂行されているか、「監理」する業務も設計事務所が行います。
設計事務所に依頼する場合、設計と施工を異なる会社が行うため、建設会社の選定などに時間を要してしまいましたが、その分、コストを抑えながら、高品質な工場を新設することが可能となります。
建設会社に依頼する場合
一方で、建設会社に工場の新設を依頼する場合は、設計施工一括方式で進められます。この方法は、1つの建設会社が設計業務と施工業務を一貫して行います。そのため、施工会社を選定する必要もありませんから、スピード感を持って、工場新設のプロジェクトを遂行することができます。しかし、工事の全工程を1つの会社にお願いすることになるので、費用が高くつく傾向にあります。また、工事の監理をするものがいないので、工事中に追加費用が発生する可能性もあり、トラブルの原因となります。そのため、短期間で、工場を建築したい方や、信頼できる建設会社を既にお持ちの方は。建設会社に依頼することをおすすめいたします。
いかがでしたでしょうか。
工場の新設を設計事務所に依頼した場合と、建設会社に依頼した場合の方法をそれぞれ解説いたしました。コストを抑えながら、より質の高い工場を建てたい場合には、まず設計事務所に相談しましょう。一方で、スピード感をもって建築したい場合には、建設会社に相談しましょう。工場新設の計画や予算に合わせて、相談先を考えてみてください。
【お知らせ】新潟県の設計はワシヅ設計へ!
今回は設計事務所と建設会社の違いについて今回は解説いたしました。
理想的な工場新設の進め方は、計画的に行い早い段階から設計事務所に依頼することです。
ワシヅ設計は新潟県において多くの工場設計実績をもっています。
ぜひお気軽にご相談ください。